みなさんこんにちは!
リライブル遺品整理の岸野です。
早いもので今年も1か月が経過してしまいました。
1月にご依頼頂いた皆様、ありがとうございました。
そして2月にご予約いただいている皆様、よろしくお願い致します。
リライブル遺品整理は基本予約制をとっておりますので、ご予約優先順という形を取らせて頂いてはおりますが、
急に遺品整理・生前整理が必要になられたお客様のご依頼もこなせるよう、スケジュールは最大限調整させて頂く形を取っておりますので、弊社ご希望のお客様はまずはご相談頂ければ幸いです。
さて今回は東京へ出張した際のお話「その2」になります。
初日は前回のブログをご覧頂ければと思います。
2日目は帰りの飛行機まで時間がありましたので、東京国立博物館を見学させて頂きましたので、そちらの内容になります。
~興味がない人にもオススメ!美術品を鑑賞する~
東京のJR上野駅には上野公園が隣接されており、その敷地には東京国立博物館含め数か所に博物館、美術館などが設立されております。今回は複数見る予定でしたが、国立博物館だけで3,4時間程度も時間がかかってしまったので、その他は次回おあずけとなりました(笑)
ですが、それぐらい見ごたえがある施設だと個人的には思います。
まずは上野公園広場、奥に見えるのが東京国立博物館です。
内部はこんな感じです。
美術品によって写真撮影NGなものもありますので、みなさん気を付けましょう。
外国の方が分からずにパシャパシャ撮影してましたが、係の人が猛然と走ってきて止められます…
美術品によってはカメラのフラッシュや照明が大敵と言われていますので、館内は薄暗い場所が多いです。
迫力のある木彫りの四天王とお釈迦様
こちらは重要文化財に指定されている木彫りの立像
中国美術の磁器製品から日本江戸時代の茶碗まで展示されています。
徳川四天王と呼ばれた本田忠勝愛用の槍「蜻蛉切」の模造品から小さな版画まで。
ところで、美術品を見てなにが楽しいの?なにがそんなに良いの?
と思われる方もいるでしょう。
もちろん美術品が好きな方は見るだけで楽しいです。私もその一人です。
ですが、何が良いかを探す、発見する、というのも楽しみの1つではないでしょうか?
人、物、風景。
それらは見方を変えるだけで全く別に見えてくる事があると私は思います。
~何が良いのか、視点を変えて見てみる~
こちらの屏風。
正直、私にも何が良いのかはハッキリわかりません(笑)
パッと見るだけでは手前の木にとまっている鳥が、その先の険しそうな山々とその手前で飛ぶ鳥2羽を見つめている。
それくらいの印象しかありませんよね。
それだけで次の作品に移ってしまうと、きっとこの屏風のよさも作者の意図もなにも分からないでしょう。
まずは立ち位置を変えてみる。右にいって眺めてみたり、左にいって眺めてみる。
そうすると、山と鳥の距離、遠近感が伝わってきたりします。
顔を近くに寄せてみれば、木々の繊細さとその立体感、鳥の羽の立体感やその毛並み、そして鳥の目を見ると、何を捉えて、何を思う目なのか。
そういった事も感じ取れるのではないでしょうか?
美術品の解釈に正解は無いのでしょうが、そういった細かな点を捉えていけば、自分なりに解釈が出来て、きっとこの屏風にはこんな思いがあるのではないか?そういう結論を自身で見出す事が出来ます。
それが作者の意図と一致しなくても別に構わないと私は思います。
3次元に生きる我々ですから、2次元から得られるものは多くはありません。絵の木を見るより、絵の鳥を見るより本物を見た方がよっぽどわかりやすいでしょう。
私なりの解釈ですが、美術品というのは作者はその表現力を表すものであり、見る側はその理解力を表すものではないかと思います。
真の理解は作者にしか分からず、我々観衆はそれを眺めながらただ妄想を働かせるのです。
鑑定人がどうのこうのとうんちくを並べたりしますが、それが正しいわけではなく、その人の捉え方です。
個々の違う捉え方、違う楽しみ方があっても良いでしょう。
そして美術品から得られる事が多くなると、きっと我々の人生、生き方にも影響すると私は思います。
1つの風景や事柄から得られる事が多くなり、楽しみ方も変わりますし、見る目が変わっていくのです。
上野公園広場の写真に戻りますが、この風景を見ると青い空に木々の緑、人々がいてのどかで平和な日本、という印象がありますよね。
ですが、写真に写ってはいませんが、美術品を見るように公園を眺めてみると、そんな中で昼間からお酒を公園で飲んでいる人、あげてはいけないと看板に書かれながら鳩に餌をあげる人、よく分からない服装でブツブツ言いながらぐるぐるしてる人、小銭が入ったお碗の横でぐったりと横になるホームレスらしき人、どこよりも賑やかな喫煙所、観衆がほぼいない中声を張り頑張るパフォーマー、北海道か!と言いたくなるほど防寒しすぎな人、スーツケース一人で3つも引いてる外国人。
視点を変えて隅々まで見ると色々な人が公園にいて、色々な事が公園で起きています。
風景だけを見てもそれは同じです。
この木を見るだけでも色々と見えてきます。
なんの木なのか、何年この木は生きているのか、どうして枝は真横に広がってしまったのか、どんな香りがするのか、木の重さはどれくらいあるのだろうか、どんな花が咲くのか、咲かないのか、あと何年生きられるのか、などなど
ただただ「木がきれいだねー」で終わるのと、色々な見方が出来るようになるのとでは感覚も変わってきますよね。
色んな感覚を見に着けて、色々な風景を見に行ったりするともっと違う楽しみ方が出てくるのではないでしょうか?
このように見方を変える、見る力、感覚を研ぎ澄ますという力は人生を豊かに変えてくれるのではないでしょうか。
今まで気づかなかった事に気づけたり、気づかなかった楽しみを見つけられたり。
逆に見たくない事を見つけたり、知りたくない事を知ったりする事にもなるかもしれません。
ですが、良くも悪くも感じ取れる事が多い方が私は得だと思います。
感じ取る事、得られる事が無ければ、何かが起こる事も無いのです。
そういった意味で美術品というのは得られる力を補える、私にとっては先生のように思えます。
~最後に~
長々とお話させて頂きましたが、最後まで読んで頂いた方ありがとうございましたm(__)m
私なんかが生意気な事色々と述べたかもしれませんが、博物館、美術館というのはほんとにオススメですよ。
私も自分の子供を見てて思いますが、ほんとに色々な事に挑戦し、色々な事を覚え成長が早いと思います。
大人になると分からない事・物、興味のない事・物はつまらない、面白くない、と思われがちですが、
分からない事を理解してみるというのは子供心のようなもので、それらはきっと自らを成長させてくれるんだと私は思います。
子供の成長が早いのは、得ようとする力が強いからなのではないでしょうか。
得る力を失うと人生に成長は無いのでしょう。
大人だけど子供のように生きる。流行りの前〇社長はそんな風に言われてますが、そんな風に楽しみ生きる事であの人は人生を満喫していますし、成功を掴んでいますよね。
私が色々と成長、勉強する事で、リライブル遺品整理にご依頼頂ける方に少しでもお役に立てる「人」になれればと思います。
ご希望が御座いましたら、リユース品査定歴10年を越す遺品査定士の私(岸野)がお伺いさせて頂きます。
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