こんにちは!
リライブル遺品整理の岸野です。
前回のブログにて、遺品整理で出るゴミとはどのような分類・種類のゴミになるのか?お話させて頂きました。
結論、遺品整理にて出るゴミは基本「一般廃棄物」に該当するという事になりますが、今回はその一般廃棄物を相続人の方やご遺族の方が処理・処分する方法についてになります。
「一般廃棄物」を法律的に処分・廃棄が可能な方法としては大きく2つの方法があります。
~ゴミステーションを利用して処分・廃棄を行う~
1つ目の方法は我々も利用している「ゴミステーションの収集に出す」という事になります。
最大のメリットはコストが非常に安価になるという事。自治体によりますが、札幌市の場合は有料のゴミ袋を購入し捨てるという方法になります。無料で廃棄できるという地区もあるでしょう。
ですが、大きな欠点があります。それは、一度に大量に出す事が出来ない事、燃えるゴミ・燃えないゴミ、資源ゴミや割れ物ゴミ等と収集日が定められており、その日の朝に出さなくてはいけない事。
数か月から1年を要してこの方法を取ることはできるかもしれませんが、短期間で遺品整理を行うという事は非常に難しいでしょう。
なぜなら、ゴミステーションへは大量に出さないようにとルールとして存在する地区もあり、他の方もゴミ出しする事を考えるとゴミステーションに20~30袋ものゴミを出す事は控えるべきでしょう。
また、お仕事がある方は収集日に毎回出向き、ゴミステーションに運ぶという方法は時間的にも厳しいかと思われます。
粗大ゴミも当然出てきますから、家からの搬出も考えると非常に大がかりな作業になってきますよね?
なかなか現実的な方法とは言えないかもしれませんが、家財道具を処分するという事は非常に費用がかかってくる作業です。
予算がどうしても捻出できない場合は、この方法を取るのが法律的にもベストになるでしょう。
前回にお話しした事もありますが、札幌市では資源の回収ステーションなども出来ています。
手間にはなりますが、そういったところに運搬を行えば、ゴミの量も減り多少の費用削減にも繋がるでしょう。
~各地域にあるゴミの処理施設・埋め立て施設を利用する~
2つ目に可能な方法としては、各地域にあるゴミの処理施設・埋め立て施設を利用するという方法です。
市町村によっては、無いケースもあるかもしれませんが、ほとんどの地域にはゴミの処理施設、埋め立て施設等が存在するかと思います。
この施設を利用した場合ですが、メリットは①の方法より短期間で遺品整理を終える事が出来る事です。
施設が休みの日を除き、営業時間内はいつでもゴミを持ち込む事が出来ます。また、ゴミの種類、大きさも問わず(地域によりルールはあります)持ち込む事が出来るというのも非常にメリットになりますね。
デメリットとしては、①に比べ費用がかかってしまう可能性があるという事。
処理施設等は地域により費用が変わってくるので、安い地域もあれば、高い地域も存在します。
加えて、家財道具一式を車に積みこの施設に運搬しなければなりません。ここも非常にネックになるかもしれませんね。
乗用車しかない場合は、ワゴン車をレンタルしたり、物量によってはトラックが必要になるかもしれません。
ちなみにですが、この施設に運搬するという事が前にお話しした「一般廃棄物収集運搬」という行為に該当します。
つまり、我々のような遺品整理業者の場合、許可を得ていない限りこの行為が行えないのです。
ですが、一般の方はこの許可を必要とせず、施設に運搬が可能ですのでご安心ください。
札幌市では不可能になりますが、自治体によっては民間業者が「一般廃棄物収集運搬業」を所持している業者もいます。
その場合は、費用を支払いこういった施設に運ぶ事を一般の方も依頼する事が出来るのです。
ざっと2つの方法をご案内させて頂きましたが、一般の方がご自身で法律上正しく遺品整理を行うにはこの2つの方法になるでしょう。
もちろん、不法投棄やゴミの仕分けルールを守らないゴミステーション出し等は絶対にやめましょう。
遺品整理業者が処分の仕方等教えてしまっては、依頼が来なくなるのではないか?と思われるかもしれませんが、遺品整理を行う方にもさまざまな事情があるのです。
もちろん費用をお支払い頂ける方には我々が法律にのっとった正しい方法で遺品整理をさせて頂きますが、その費用が捻出できずにお困りの方や、様々な理由でご自身で整理をしたい方等、色々な事案があります。
我々に依頼をして頂ける方だけをお助けしたいだけではなく、遺品整理にお困りの方全てのお助けになれれば幸いです。
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