みなさんこんにちは!
リライブル遺品整理の岸野です。
遺品整理にて多々「食器」の買取に関してのお問合せが多々あるので、今回は過去に買取をした磁器製品に関してのお話です!
~もくじ~
・そもそも磁器製品ってなに?
・中古の食器(磁器製品)ってそもそも買取出来るの?
・買取可能な磁器製品のメーカーとは
~そもそも磁器製品ってなに?~
磁器にも硬質磁器と軟質磁器という2種類が存在するのですが、主には高温で焼かれる硬質磁器というのが主流で、吸水性が無く、叩いたときに高い金属音を発する食器が「磁器」の製品となります。
陶器という食器も存在しますが、陶器は磁器に比べて低温で焼かれ、吸水性をもっている為にメンテナンス等が必要になります。
よって我々が普段食卓で使用するのは「磁器」製品でほとんどであり、日本で有名な磁器の焼き物としては、有田焼、九谷焼などが磁器製品となります。
判断の仕方としては、上記に記載した通り、弾いたときに高い金属音を発します。陶器は鈍い低い音を発しますので、両方を弾いて音を比べると一目瞭然でしょう。
また、磁器製品は陶器に比べて白地の物がほとんどで、表面は滑らかで陶器のようにゴツゴツとした土感もありません。
~中古の食器(磁器製品)ってそもそも買取出来るの?~
結論から言いますと、品物によって可能になります。
中古品は以前にお話した通り、「需要」によって買取の可否が決まったり買取額が決まったりします。
磁器製品も同様で需要のあるメーカーの品物であれば中古品であっても買取は可能になります。
難しくなるのは、100均の食器や量産系家具屋さんの食器など。
そもそもの価格が安く設定されているものは、中古だとほとんどその価値は無くなってしまう為、買取は難しくなるでしょう。
有名な雑貨屋さんの取り扱う食器類などは、人気があり一部買取が可能な品物もあります。
箱付きの新品未使用品であれば、安価な品物でも買取出来る可能性があります。
あとは品物の「状態」によります。
当然ですが、欠けがある物やシミ汚れがひどい物はよほどの高価なメーカー品以外は買取は難しくなるでしょう。
~買取可能な磁器製品のメーカーとは~
まずはこちらをご覧ください。
以前の遺品整理の際に買取させて頂いた磁器製品で、HEREND(ヘレンド)というメーカーです。
ヘレンドに関しての詳しい情報はこちらからご確認下さい。
ざっとの簡単な説明ですが、ハンガリーにて1826年に創業したメーカーで、1851年のイギリスロンドン万国博覧会で当時のヴィクトリア女王がウィンザー城でのディナーに使用するディナーセットをヘレンドに依頼した事から火が付き、その後ヨーロッパの貴族の間で大流行となります。約200年近く経った現在でも手作り・手描きで製品を作っており、その人気は続いております。
このように古くに創業し現在も制作を続けている磁器メーカーは他にもあり、有名どころでは「マイセン」「ロイヤルアルバート」「ロイヤルコペンハーゲン」「ウェッジウッド」「ミントン」などが私たちの住む日本でもよく見かける製品ですね。
これは今回買取した「ヘレンド」の裏面の刻印ですが、有名メーカーの品物はこのように裏面に刻印、ネームがほとんどのケースで記載されています。よって、裏面を確認すればどこのメーカーの品物かすぐにわかるでしょう。
参考までに上記の5メーカーの刻印も貼っておきます。
有名なメーカーを今回は記載しましたが、買取が可能な磁器製品はこのメーカー以外にも山ほど存在します。裏面を見てメーカー名やなにかマーク等があった場合、捨てるのはやめて一度査定に出して頂く事をオススメ致します!
逆になんの記載も無い磁器製品に関しては買取がほぼ難しい可能性が高いので、あまり期待しない方が良いでしょう。
~最後に~
簡潔ではありましたが、今回は磁器製品に関してのお話となりました。「陶器」に関してもまた別の記事でUPしようと思っていますので、そちらも是非チェックしてみてください。
中古の食器というのは、買取が出来ないと思っている方が大変多く、捨てられてしまっている事が多い品物の1つです。
リライブル遺品整理では、中古の食器(磁器製品)の買取も積極的に行っていますので、整理される前に是非一度ご相談下さいませ!
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