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「孤独死・孤立死」の遺品整理・特殊清掃も対応致します。

消毒作業

みなさんこんにちは!
リライブル遺品整理の岸野です。

 

本日はタイトルにもある通り「孤独死・孤立死」の遺品整理についてお話させて頂きます。
というのも3月に入ってから孤独死・孤立死の遺品整理の問い合わせ、見積り依頼が急増しており弊社の施工内容等に関して、こちらの場にてお伝えさせて頂ければと思いました。

※注意※
本ブログ記事にはグロテスク(モザイクあり)な画像や表現(文章)が含まれます。
閲覧したくない方は下へスクロールするのはおやめください。

 


~もくじ~

 

・「孤独死・孤立死」とは

・孤独死・孤立死が起こった後の部屋で遺品整理をするには

・リライブル遺品整理での孤独死・孤立死後の特殊清掃作業とは

 


~「孤独死・孤立死」とは~

 

「孤独死・孤立死」とは一言で言うと、一人暮らしの方が自宅で誰にも看取られずにお亡くなりになる事を指します。
お亡くなりになられた原因は様々で、病気で亡くなられる方、室内で不慮の事故(転倒等)で亡くなられる方、自殺もその1つになるのではないでしょうか。

 

そして問題はまたその後に起きます。
亡くなられた後、すぐに発見される方もいれば、1週間~数か月と長い間発見されない方がいるのです。
すぐに発見に至った場合、ご遺体は綺麗な状態のケースが多いです。ですが、発見に時間を要してしまった場合、ご遺体は腐敗が進み顔の判別等がつかない状態へと変貌してしまうのです。

 

北海道は冬期間大変気温は低く、室内もストーブがついていない状態だと1桁の気温となりますので、「冷蔵庫」のような状態が続きます。その為、冬に起こる孤独死に関しては現場の状況は軽度な事が多いです。
ですが、夏になると室内温度は20度~30度と高温になります。そういった気温の中で孤独死が起きてしまった場合、お亡くなりになられてから2日で腐敗が起き始めるといわれています。

 

※下記モザイクがありますが、グロテスクな画像となります。ご注意下さい。

 

 

こちらは死後1週間程度と判断されたアパート一室での孤独死・孤立死の現場です。
お亡くなりになられたのは、秋ごろでまだ気温もそこまで低くはなかったそうです。床には腐敗時に発生した血液等が広がっており、その光景は異様なものとなっています。

 

こういったケースで、遺品整理はどのように進めたら良いのか?次の項目をご覧ください。

 


~孤独死・孤立死が起こった後の部屋で遺品整理をするには~

 

上記のような事態が起こってしまった場合、ご遺族の方達はどのように対処し進めていけば良いのか?
この点に関してお困りの方が非常に多いようです。

 

まず我々が1つ言える事は現状のままで「お部屋への立ち入りは極力控えた方が良い」という事です。
なぜかと言うと、上記画像のように汚れてしまった場合、「2次感染」「悪臭による体調不良」等が起こりうる事が多いからです。

 

菌・ウイルスなど様々な悪影響を及ぼす可能性がある物質が部屋にある状態です。
通常のマスクに手袋をしても、防ぐ事が出来ないかもしれないのは通常の風邪等と一緒です。
特に血液等に直接触れてしまうのはもってのほかです。
どうしても立ち入りをせざるを得ない場合、防毒マスクに全身を覆えるような使い捨ての防護服等の装着が望ましいと思います。

 

そしてそのような状況でどのように遺品整理をしたら良いか。
まずは、汚れてしまっている部分の「特殊清掃」が必要になります。汚れてしまった家具やカーペット、生活用品等を先に廃棄し汚れてしまった床に関しては、清掃or切り取り撤去をするのが望ましいでしょう。

次の項目では孤独死・孤立死が起きてしまった現場にて普段我々がどのような作業を行っているかをご紹介いたします。

 


 

~リライブル遺品整理での孤独死・孤立死後の特殊清掃作業とは~

 

孤独死・孤立死が起きてしまった際のリライブル遺品整理での作業内容に関してご紹介いたします。

 

① 作業に入る前に消毒剤の散布

こちらは我々が作業に入る前に「消毒剤」を散布する事で、万が一にも作業員が感染等起こさないように実施しています。

 

② 汚れてしまった汚染箇所の家具、生活用品、床の除去を行う

汚れの付着がある物に関しては全て先に処分を行います。
床に汚れの付着がある場合、クッションフロアー・フローリングは切り取り撤去をお薦めしています。
賃貸物件か所有物件か。また相続があれば相続の関係も出てきますので、状況を確認した上で作業します。
切り取り等の処置が出来ない場合、汚れの清掃を可能な限り行い、濃度を濃くした消毒剤を汚れた箇所に集中して散布し、ビニール養生材にて汚れた部分を覆うようにします。

 

③ 仕上げに消毒剤、消臭剤の散布

汚染された品物、箇所の施工が終わった後は仕上げにもう一度消毒剤の散布を行い、臭気レベルによっては消臭剤の散布等を行いご遺族の方が入室しやすい状況を作ります。

 

③までの作業を終えると、遺族の方々が問題無く入室出来る状況が作れます。
その後、ご遺品の確認、整理等をして頂き、最終的に不要と判断された品物に関してはリライブル遺品整理にて処分をさせて頂く流れとなります。

 


~最後に~

 

今回は「孤独死・孤立死」が起きてしまった場合の遺品整理の仕方に関してお話させて頂きました。
我々が実感している事として、孤独死・孤立死の遺品整理の数は年々増加していると思います。
汚染箇所の作業に関して、札幌市内でも様々な業者が増加しているようですが、正直作業内容に関して劣悪な対応の現場も多々見られます。これまでに何度も目にしてきた事がありますが、汚染箇所の処理と言ってブルーシートをかぶせているだけの現場、毛布のようなものを汚染箇所に敷きテープで止めてあるだけの現場。消臭作業は芳香剤を置いてあるのみ。このように別の業者に頼んだが状況改善がされずに弊社に依頼が来るという事が度々起こります。
もちろんそのような処置であれば安価で済むのかもしれません。ですが、果たしてそれで処理が出来たと言えるのでしょうか…?

 

弊社で行う汚染箇所の処理等は決して安い金額とは言えないかもしれません。ですが、その後ゆっくり時間を使い、故人の方に思いをはせながら、安心してご遺品の整理をして頂く事を考えると我々が行う作業に関しては必要な物ではないかと私は思っています。

 


 

 

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