遺品整理専門店 リライブル株式会社の久保田です。

ゴールデンウィークも中盤ですね。
旅行や花見を楽しんでいる方も多いのではないでしょうか？
大変有難いことに私も本日から休暇ということで連休をいただいております。

お休み中ではありますが、ご遺品の整理や生前整理等でお悩みの方は気兼ねなくご連絡いただけると幸いです。

家財整理と不用品処分の違いってなに？

私達の世界では、ご遺品の整理や生前整理といった”廃棄する品”だけではなく”残してほしい品”がある場合の整理を家財整理と呼び、”廃棄する品”のみの場合を不用品処分と呼ばせて頂いております。
弊社で行わせて頂くご不用品の処分の際には、ご依頼者様から「何も残したくないので全て捨てて下さい！」と言われない限りはリサイクル品や買取品の仕分け分別を行わせて頂くので、ほとんどの場合が整理作業になります。
勿論、「全て捨てて下さい！」と言われた現場から現金や貴金属等の買取品が見つかった場合には必ず全て確認・お渡しさせて頂くのでご安心ください。

最近は色々な業者さんが整理業を行っておりますのでご依頼者様側としては「どの業者さんが信用できるのか分からない！」という方々も多いと思われます。

それに加えて、業者さんの中には見つかった現金や貴重品をご依頼者様に黙って自分のものにしてしまう業者さんもいるというくらいなので業者選定はかなり大切になってきます。

信頼できる家財整理業者を見分ける一つの判断材料として、本日は家財整理や不用品処分の際にも必ず関わりが出てくる＜廃棄＞という部分について書いていきます。

廃棄を行える業者さんは市区町村ごとに決められています

一般家庭から出るゴミを廃棄する場合は、その地域ごとの各役所から一般廃棄物収集運搬許可という許可を頂かなければいけません。
札幌市の場合は（財）札幌市環境事業公社さんしかその許可を持っていないので、それ以外の業者さんがトラック等に廃棄品を積み込んで運ぶということは違法になります。

札幌市の場合は一社さんしかいないので見分けやすいのですが、別の地域だとこの許可業者が２社以上ある場合もありますので各役所にご確認いただければ許可業者さんを教えて頂けるので確実かと思います。
ただ、その際に注意しなければいけないのは産廃（サンパイ）の許可ではなく、一般廃棄物の許可だという事を認識しておくことです。
「産廃許可があるのでご自宅のゴミを廃棄できますよ」という違法業者さんもいるらしいのでご用心ください。

廃棄料金は各市町村ごとに決められています

各市町村ごとに廃棄料金は異なるので、廃棄する物・内容が全く同じの一軒家の場合でも地域が異なるというだけで料金に大きな差が出る場合もあります。
ちなみに札幌市の場合は、1㎥（立米）あたり5,800円の廃棄料がかかります。

～例（廃棄品が１０立米として）～
札幌市の場合・・・5,800円（１㎥あたりの廃棄料）×　１０（立米数）　＝　58,000円
三笠市の場合・・・0円（廃棄料）　＋　パッカー車１台あたり10,400円（車輛代・収集運搬費）＝　10,400円
上記の例を見て頂けると分かりますが、札幌市と三笠市の廃棄料金を比べてみるだけでもかなりの差が出てくるのが分かるかと思います。

他にも、〇〇ｋｇあたり〇〇円というように重量で料金を算出する地域もあります。
札幌市以外の地域は重量あたりの算出も多く、㎏あたりの廃棄料金＋車輛台（収集運搬費）というのが基本になってくる地域が多いです。
以前にも私達のような業者にご依頼した経験がある方で「以前、家財整理をお願いした時と廃棄料金の算出方法が違う！」と疑問に思われた場合は、違う地域の場合があるかもしれません。

～最後に～

本日は信頼できる家財整理業者さんの見分け方の一つの判断材料として＜廃棄＞に関する部分について必要な許可（一般廃棄物収集運搬許可）や地域ごとの料金の違いを少し書かせて頂きましたが、これら以外にも信頼できる業者を見極めるためのポイントは沢山あるかと思います。

お電話等でお問合せした際の言葉遣いやお見積り時の対応・身だしなみ等々、、、
家財整理業界の健全化の為にもこうした情報をこれからもブログを通して皆様と共有していきたいと考えております。

ゴールデンウィーク中という事ですが、「緊急でどうにか対応してほしい！」という方も最善の方法をご提案しますのでまずはお問合せ頂けると幸いです。

札幌市近郊（江別市、岩見沢市、石狩市、小樽市、北広島市、恵庭市、千歳市など道央圏）はお見積りは無料です。

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